結婚式、披露宴の余興のネタ、アイデア。困ったらこんなのはどう?

Pocket

私は、十数年以上前、初めて友人の結婚披露宴の余興を頼まれて依頼、友人グループの仲間が結婚するたび披露宴の余興を頼まれてきました。

結婚式、披露宴の余興というと、みんなでダンスを踊ったり、映像を編集して感動的な動画を作って流したりと、みんなで練習したり、特殊技能が必要だったりして準備が大変なことも多いです。

私の友人グループは、ダンスも踊れない、練習・打ち合わせなどなかなか集まれない、特殊な技能を持った人間もいない、とみんなで余興をやるには条件が最悪です。

それでも毎回、準備はひとりでできる、協力者には当日の打ち合わせだけでOK、費用も少なくて良い(全員で少しずつ負担)と三拍子そろったアイデアで乗り切ってきました。

そのネタ(アイデア)をご紹介します。良ければ参考にしてみてください。

スポンサーリンク
パソコン用336×280

セレブ抽選会

披露宴2次会の超定番、ビンゴ抽選会をアレンジしたものです。

セレブの披露宴2次会や結婚パーティなどでイメージするのが、大型液晶テレビや最新式の家電などが当たるビンゴ大会(抽選会)です。

これを披露宴で本当にやれれば超盛り上がること間違いなしですが、資金的な理由から豪華景品を集めるのが困難ですし、高額景品だと新郎新婦の親御さんなどにも気を使わせてしまう可能性もあります。

そこで、以下のようにやります。

準備するもの

  1. 大型液晶テレビなど高額な商品の「外箱のみ」
  2. 100均などで買える安価な雑貨、おもちゃなど
  3. 箱をラッピングする包装紙、リボンなど
  4. くじ引きのくじ

内容

家電などの空箱を用意し、中にはそれに関連するような、100均などで買える安価な商品を入れておきます。

例えば、高額な「パソコン」の空箱の中に「安い電卓」、「最新掃除機」の空箱の中に「ほうき」を入れておくなど、中に入れる景品は「笑えるもの」にします。

箱の包装紙などのラッピングは、全て覆うようにせず、空箱の商品名がわざと見えるようにしておきます。これで、お客さんには本当にパソコンや最新掃除機が当たるように見えます。

抽選はビンゴでも良いですが、時間がかかりますので「くじ」にします。あらかじめ受付でくじを配っておいても良いし、空き時間に配りに行ってもよいでしょう。

ここでオススメすることは、新郎新婦に当たりくじを渡しておくことです。抽選で必ず当たるように何か細工します。新郎新婦を巻き込むと盛り上がります。

空箱景品は上手にディスプレイしてください。中身は偽物を入れてますので軽いですが、くれぐれも大型液晶テレビの空箱を片手でヒョイと持つのはやめてください。オチがバレてしまいます。

余興の順番になりましたら、進行を一人が務め、仲間には抽選をしてもらったり、当選者を連れてきてもらったり、当選者にインタビューしたりして面白おかしく進めます。やることは簡単ですので、当日の打ち合わせのみでできると思います。

景品は当選者にその場で開封してもらったほうが盛り上がるでしょう。当選者1人目でオチがバレますが、2人目からは中身の面白さで勝負です。

開封して残った空箱は、式場などで捨ててもらえば当選者にも負担がかからないし、自分も身軽で帰れます。捨ててもらえない場合は持ち帰りましょう。

難しい所

この余興をやるには難しい点もあります。

まずは、豪華家電やブランド品などの空箱を集めることです。

実はヤフーオークションやメルカリなどのオークションサイトで空箱が買えます。ただ、空箱にしては正直高く感じてしまいます。入れる景品より箱の方が高いなんてことも考えられます。

オークション終了まで待たなければならなかったり、個人間の取引なので、落札しても気長に到着を待たなければならず、揃えるのに時間がかかったりします。

あとは、家電量販店で捨てる箱をタダでもらえないか聞いてみたり、自宅になぜか捨てずに取ってある箱を利用したりと少し苦労するかもしれません。

それさえクリアすれば、あとは人前でしゃべるのが上手い人に進行をお願すれば、盛り上がるのではないでしょうか。

新郎新婦表彰式

新郎新婦を表彰します。

「余興の場をお借りしまして、表彰式を行いたいと思います。」などと言って、表彰式っぽく演出します。

準備するもの

  1. 表彰状の紙
  2. 面白い粗品(なくても良い)

内容

表彰内容は、「ベストカップル賞」、仲間でやったゴルフで「優勝した」、赤ちゃんができたので「よいパパになった」など、ほめたたえるような面白い内容を考えてください。

例えば、ベストカップル賞などは、いつも仲が良すぎるなどのエピソードを文章に入れたりして、笑いを誘うというような感じです。

できれば粗品もそれに関連した面白いものを渡すと良いですが、なくても十分できます。

余興の順番が来たら、「余興の場をお借りしまして、表彰式を行いたいと思います。」などと言って、新郎新婦を呼びます。ベタによくある表彰式の音楽を流してもらうと良いかもしれません。

余興を一緒にする仲間に各表彰状を読んでもらい、新郎新婦を表彰してもらいます。賞状に書いてあることを読むだけなので打ち合わせなどはほとんどいりません。

また、表彰状を読む人の肩書きを面白くしても良いかもしれません。

例えば、「ベストカップル審査委員会 会長 ○○」などです。

難しい所

表彰の内容を考えるのが少し難しいかもしれません。

新郎側の友人代表の余興でしたら、新郎を面白く「腐す」ことで笑いを誘えるかもしれません。度を越さないよう注意する必要がありますが。

新郎新婦のほめたい部分を二人のエピソードなどから考えて、表彰状の文章にすると良いかもしれません。

ランキング発表

「お似合いだと思うカップルランキング」、「理想の夫婦ランキング」「新婦の好きな男性芸能人ランキング」、「新郎の好きな女性芸能人ランキング」などのランキングを発表します。

ランキング情報はネットなどから仕入れ、好きな芸能人ランキングは、新郎新婦に聞いておきます。第三位くらいから発表し、どれも第一位を必ず新郎新婦の名前にします。芸能人ではありませんが。

準備するもの

  1. ランキングを書くための大きめの模造紙(パワーポイントが使える方は、その設備)
  2. ランキングのネタ

内容

大きめの模造紙にランキングを書き、第一位をすべて新郎新婦の名前にします。

第三位から第一位まで、剥がせる糊で紙を貼るなどして全て隠し、剥がしながら発表していきます。その時、それぞれの順位発表のたび、ひとこと付け加えて盛り上げるように進行します。バラエティ番組などを参考にすると良いかもしれません。

一人が進行を担当し、残りの人はめくりを剥がす担当です。

第一位を当てるクイズ形式にして、賞品を出しても良いと思います。一番最初のランキングは、先に第一位まで発表してしまい、第一位は新郎新婦だというオチを見せておけば、次のランキングは回答者を誰にしても絶対正解してもらえると思います。

パワーポイントが使える方は、プロジェクターを使えばもっと簡単に準備ができると思います。

難しい所

ランキング発表の進行を面白おかしく上手にできる人が必要です。

スベってもしょうがないと思って、テンション高めで頑張ってください。

まとめ

私が余興を頼まれたとき心がけていることは、スベっても新郎新婦のために一生懸命やることです。

主役は新郎新婦ですから、ダラダラやらず時間内でスパッとやめる(やめられるよう計画する)ことも大切です。

そうすれば、新郎新婦やその親御さんはもちろん、披露宴の司会者の方からも喜んでもらえます。

以上、参考になればうれしいです。