モバイルsuicaでクレジットカードのチャージができなくなってしまいました。
ネットで解決策を検索しましたが、クレジットカードのチャージがロックされて使用不可になってしまった事例は見つけることができなかったため、クレジットカードのチャージが復活するまでを記事にしてみました。
私の場合の事例ですので、同じようにロック解除されない可能性もあります。参考程度にお読みください。
目次
ある日、クレジットカードのチャージができなくなっていた
先日、久しぶりにapple watch用に登録してあったモバイルsuicaを使おうと思い、残金が14円しか残っていなかったため、いつも通りiphoneのモバイルsuicaアプリからクレジットカードでチャージしようとしたところ、以下のようなエラーが出てクレジットカードからチャージができなくなっていました。
お客様の携帯情報端末はチャージをご利用になれない状態となっております。詳細は、サポートセンターまでお問い合わせください。(2530)
モバイルsuicaサイト内のよくあるご質問にある、以下Q&Aに該当するトラブルと思われます。
Q.お客様の携帯情報端末はチャージをご利用になれない状態となっております。(2530)と表示されました。
A.このエラーは、過去数回の入金(チャージ)及びアプリ操作をきっかけとして、セキュリティ上のアカウント停止となった場合に表示されます。お客さまのモバイルSuicaアカウントや登録されたクレジットカード等を保護する目的により、正しくご利用いただいていても稀に対象となることもありますが、その場合はモバイルSuicaサポートセンターにて状況を確認の上、以後のご利用についてご案内いたしますので、専用の「不具合・トラブル申告フォーム」にて最近のご利用状況をご申告ください。
モバイルSuica よくあるご質問:https://msfaq.mobilesuica.com/faq/show/2929?category_id=8&site_domain=default
不具合・トラブル申告フォームに申告する
問い合わせは面倒なので、suicaアプリを入れなおしたりすれば案外直ってしまうかも?とも思いましたが、パスワードを入れなおしたりするなど、逆にそっちのほうが面倒かもしれないと思い直し、指示通り不具合・トラブル申告フォームに状況を申告しました。
会員専用モバイルSuica「不具合・トラブル申告フォーム」:https://secure.okbiz.jp/appsuica/helpdesk?category_id=89
https://secure.okbiz.jp/appsuica/helpdesk?category_id=89
フォームにメールアドレス、氏名他、いくつかの項目を入力し、送信しました。
回答が来た。不正目的の疑いでロックされてるらしい
1時間45分後にメールで回答が来ました。思ったより早かったです。
回答メールの内容は以下の通りです。
この問い合わせをもって直ちにロック解除は不可
利用状況や内容から不正目的ではないかと判断されていて、問い合わせ現時点では直ちにロック解除できないそうです。
このモバイルSuicaをほとんど使用していなかったために不正目的利用の疑いがかかり、ロックされてしまったのだと思います。
使用履歴を見ると、1年ほど前に自動販売機でペットボトルの飲み物を買って以降、チャージも使用もありませんでした。
残高が14円しかなかったために電車や買い物で使用しておらず、クレジットカードのチャージができないことでロックされていたことに気付きましたが、もし残金があったなら、改札やお店のレジで使用できないことが判明し、恥ずかしい思いをしていたかもしれません。不幸中の幸いでした。
ちなみに、ネットの情報では、「半年使用がないとロックされる」、「駅員さんに言えばロック解除してくれる」、などの情報がありましたが、今回はクレジットカードのチャージができないだけだと思っていたので、このネットの情報の事例とは違うものと思い、駅員さんにはロック解除を頼んでいませんでした。
私の事例でも、もしかしたら駅員さんによる解除ができたのかもしれませんが、回答メールの内容には「駅員さんによる解除」は書かれていなかったので、できるか、できないかはわかりません。
Suicaを退会等して入会し直し(モバイルSuica作り直し)てもロック解除はされない。
ロックがかかった状態で退会したら、現在の端末では以後モバイルSuicaの発行はできなくなるそうです。
問い合わせ前に一瞬このような方法を考えましたが、やらなくてよかったです。恐ろしい。
モバイルSuicaのロック解除方法
ロック解除は、回答が届いた後にモバイルSuicaアプリから以下のように指示された通りの操作を行ったところ、Suicaの使用と「現金によるチャージ」は復活しました。
- モバイルSuicaアプリ/Suicaアプリケーションの再起動後、ログインする。
- アプリを開くと、回答受け取り後なら「ロック解除のご案内」と記載のピンクのバナーが表示されてるはずなので選択。
- 「サポートセンターで設定したロック解除を行います」と表示されたら「OK」を選択する。
- 「ロック解除が完了しました」と表示されたら「OK」を選択する。
これでモバイルSuicaを使えるようになりました。
私の場合、作業としては「スマホで問い合わせ→メールで回答が来る→アプリ内の操作」でモバイルSuicaのロックは解除され、使用できるようになりました。
ただし、この段階ではクレジットカードのチャージについては復活しませんでした。
クレジットカードのチャージのロック解除について
回答メールには、「クレジットカードでの入金(チャージ)を含む一部機能については、引き続きご利用いただけない状態です。」と書かれており、残念ながら肝心のクレジットカードでのチャージはこの段階では復活しませんでした。(チャージ以外の一部機能というのは具体的に何かはわかりません。)
クレカチャージのロック解除には、以下のいずれかもしくは両方の取引を十分な回数利用した上で、今度は「お問合せメール」フォームより再度問合せしなければならないそうです。
- 交通機関(電車やバス)での利用
- 物販での利用(ネット決済は除く)
使用するだけで自動的にロックが解除されるのではなく、十分使ってから再度の問い合わせをし、その使用履歴を見てロック解除できるか判断されるそうです。
ロック解除基準を満たしていないと解除はできないとのことで、「十分な使用」とはどのくらいかは秘密だそうです。
解除基準はモニタリングにより随時変更になるそうです。
クレカチャージロック解除のためモバイルSuicaを積極的に使う。チャージは現金で。
クレカチャージロック解除には「十分な使用」が必要とのことなので積極的に使っていきます。
チャージはセブンイレブンのATMから現金で行いました。
金額は大盤振る舞いの1万円入金しました。
2回の使用、1,500円程度の使用でロック解除を依頼してみた
現金チャージしたその日1日に2回、コンビニで計1,500円ほどの支払いで使用しました。
その2日後、ダメもとで早速問い合わせフォームから解除依頼をしてみました。
「お問い合わせメール」フォームよりクレカチャージロック解除依頼をする
回答メールの指示通り、会員専用「お問い合わせメール」フォームから依頼をしてみました。フォームのリンクは回答メールに書かれていました。モバイルSuicaのサイト内Q&Aにもありました。
会員専用「お問い合わせメール」フォーム
https://secure.okbiz.jp/appsuica/helpdesk?category_id=75
フォームに氏名他必要事項を入力し、最後の「お問い合わせ内容」の部分に「数回使用した、不正目的ではない、クレカチャージロック解除してほしい」旨を入力して送信しました。
約3時間後に回答がきた
メールを読んでみると、
お客さまのSuica情報をお調べしたところ、Suicaの一部機能がご利用いただけない状態となっておりましたが、現在はご利用可能な状態でございます。
となっていました。
無事、クレカチャージのロックは解除されたようです。
ロック防止のために、モバイルSuicaは時々使いましょう
数日ですべてのロックは解除されましたが、やはり使いたいと思ったときに使えないのは不便なので、これからはロックされないよう時々使うようにしたいと思います。
まとめ
クレカチャージ復活までをまとめます。
- 1日目夕方:モバイルSuicaがロックされていることに気付き問い合わせ
- 1日目夕方:1時間45分後回答メールが来て、不正目的の疑いをかけられロックされていることが判明
- 1日目夕方:回答メール確認後、すぐSuicaアプリ操作でモバイルSuicaのロックは解除される(クレカチャージはまだ使えない)
- 2日目昼 :セブンイレブンATMで、現金で1万円チャージ
- 2日目昼 :チャージしたセブンイレブンで400円ほどの支払い
- 2日目夕方:別のセブンイレブンで1100円ほどの支払い
- 3日目 :何もせず。
- 4日目昼 :ダメもとでクレカチャージロック解除の依頼をする
- 4日目夕方:約3時間後に回答メールが届いていた。モバイルSuicaのすべての機能が復活しているとの内容
- 4日目夜 :モバイルSuicaにクレジットカードから500円チャージしてみた。チャージができた。
私の場合は、モバイルSuicaのロック解除はロックに気付いたその日(数時間後)、クレカチャージロック解除はロックに気付いた日の3日後でした。実際は気付かなかっただけでもう少し早く解除されていたかもしれません。
以上、同じようにお困りの方の参考になればうれしいです。