MINI(R56)のテールランプに虫が入っていたので取り除いた。除去方法は?テールランプの外し方で超重要なこと。

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BMWミニ(R56)のテールランプのレンズ内に虫が入っていたので取り除いてみました。(画像のように、中央にシルバーのリングがあるタイプです。)

画像中央あたりに蚊のような虫。他にも数匹小さい羽虫が入っていた。
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ミニ(R56)のテールランプを取り外す

テールランプのレンズ内側にアプローチする必要があるため、まずはテールランプを車体から取り外します。

↑上の画像は既に車体から取り外してしまったものですが、まずは銀色の縁取りのパーツを取り外します。その下にテールランプを固定しているビスがあります。

銀の縁取りパーツは内張り剥がしで外れますが、うまくやらないとこのパーツを固定しているテールランプ側の爪が破損しやすいです。

爪は8ヶ所あり、爪が破損すると銀の縁取りパーツが取り付けられなくなり、見栄えが悪くなりますので絶対に破損させたくない箇所です。

緑丸印:銀の縁取りパーツを固定している爪。割れると大変。

ネットの情報によると、銀の縁取りパーツは、内張はがしなどを「内側」から差し込み、爪の嵌合部分を外すと割れにくいとのことです。

内側から外に開いて、爪がある箇所を狙ってやさしく外していく。

知らずに外側から内張はがしを突っ込んで無理やり外そうとすると、こうなりました。↓↓↓

ピンク丸部分は破損。こうなると終了。銀の縁取りパーツは取り付け不可となる。泣

R56 第2世代 MINIは、発売から10年は経過していますから、プラスチックも劣化していて更に破損しやすい状況になっているものと思われます。

縁取りパーツを外したら、ビスがあるので取り外し、テールランプを車体から引き抜きます。

車体からテールランプを引き抜くときは、テールランプ上下にある「返し」のような部分が車体に引っかかって、おそらく素直に外れてこないと思います。

トランクスペース内の左右の壁が開くようになってるので、その穴から手を突っ込んでテールランプの引っかかっている部分を押さえながらテールランプを引き抜き、配線カプラーを外して車体から取り外しました。

虫に辿り着いたが、どこから入ったかは不明

まずはできる限り分解してみました。

電球が縦に3個並んでいる黒いパーツは爪を起こせば簡単に外れます。

電球が入る大きな穴が3つ

最初の画像の通り、これだけはっきりとした形で蚊が侵入しているので、当然この電球の穴から入ったのだろうと思い、この穴から針金を突っ込んでみたところ、蚊のいる部分には行き当たりませんでした。

電球が入る部分は囲まれていて、虫一匹入る隙間もないと思います。(隙間は見つけられなかった。)

次に下画像のビスを外したところ、意外と簡単に蚊のいる場所には辿りつけました。

ビスを外すと、テールランプ中央のシルバーのリング状のパーツが外れ、隙間ができます。

隙間ができた。内張はがしが通っています。

他に穴や隙間は見当たらなかったので、この隙間から入ったとしか考えられませんが、このリング状のパーツを外して隙間が開いた状態で放置していないと虫なんか入らないような気がしますが、結局どうやって入ったのかはわかりませんでした。

テールレンズ内側の虫を取り除く

ビニール被覆針金で掻き出してみる

ある程度細長くて、自由に曲げられるものを探したところ、コードを束ねたりするビニール被覆の針金がありましたのでそれを使って蚊を掻き出す作戦としました。

電球の穴から、ビスを外して開けた隙間に通しました。

蚊には届いたが・・・。

つついてポロっと落ちたら傾けて、開けた隙間に落として「はい終了」というイメージでしたが、静電気で貼り付いているのか、レンズ内側に貼り付いたまま残念ながらポロっと落ちてきませんでした。

何回もチャレンジしましたが、自由に動く気配がなくこの方法では無理でした。

エアダスターを使う

もしエアコンプレッサーがあれば最初からそれを使ってたと思います。

うちにはないので、仕方なくホームセンターでスプレー式のエアダスターを買ってきました。

ビスを外して開けた隙間からノズルを差し込んで「シュッ!シュッ!」と数回やったところ、蚊はどこかへいってしまいました。

レンズ内をじっくり確認し、他の虫も全て見えなくなったので、おそらく隙間から全て出たと思います。

めちゃくちゃ簡単に取れました。

その後、テールランプをもとに戻して終了です。

おわりに

テールランプ内へ虫がどうやって入ったかはわかりませんでしたが、無事取り除くことができました。

この作業にあたり、テールランプの取り外しは爪の破損に十分注意した方が良いです。

テールランプ周りの爪が折れても、テールランプを車体に取り付けることはできますが、銀の縁取りパーツが取り付けられなくなるので見た目がカッコ悪くなってしまいます。