なぜ人はスマホにケースを付けたくなるのか?なぜiphoneなどスマホにケースなし派は少数になったのか

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私はデジタルガジェットが好きで、iphoneは3Gから購入し使っていました。

当時3Gは、まだまだ携帯電話が主流だった頃に発売され、携帯電話で当たり前だった機能が使えないなど、少々クセがあってメインの携帯としては使えないなーなどと思ったことを憶えています。

私がiphoneをメインで使いだしたのはiphone4で、一時はandroidを使った時期もありますが、ここ数年はiphone5s、iphone7とiphone一択です。

私の歴代iphoneでも全てケース(カバー)を付けて使っており、現在のiphone7にももちろんケースをつけて使っています。

現在ではスマホにケースをつけるのが主流になっていると思います。

ところが携帯電話主流の時代には、携帯電話をケースに入れている人は私のまわりには誰もいませんでした。

携帯電話をケースに入れる人はほとんどいなかったのに、なぜスマホはケースに入れるようになったのか、不思議に思ったので私なりに理由を考えてみました。

私の一方的な考え方ですが、よろしければひまつぶしにでもご覧ください。

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ほとんど画面だから

スマホや携帯は画面が命です。割れたり傷がついたりして画面が見えなくなれば使えません。

スマホはおもて面のほとんどが画面です。しかもむき出しです。

そのむき出しの画面=むき出しのガラス=落としたりぶつけたりすれば割れる。という心理が働くため本体を保護したくなるのではないでしょうか。

二つ折りの携帯は、画面が内部に収納されます。まわりはプラスチックの筐体で囲まれ、持ち歩き状態では、むき出しの画面は見えません。ですからケースを付けなくても既にカバーされている感覚になるため、「ケースはいらない」ということになるのだと思います。(携帯の画面は一番表面はプラスチックだったと思います。)

では、二つ折りでない縦長の携帯では、画面がむき出しだからスマホと同じようにケースを付けたいという心理が働いていたかといえば、私はそんな考えにはならなかったです。

私はauのtalbyやINFOBAR2という(リンク:auのページが開きます。)縦長で画面むき出しの携帯を使っていましたが、ケースを付けようなんて思いませんでした。(画面にフィルムは付けていましたが。)

やはり、画面以外のボタン部分などがありプラスチック部分が多かったので、プラスチック筐体に守られている感があったのかもしれません。

INFOBAR2には専用カバーが発売されていましたが、どちらかというと保護目的ではなく、おしゃれ感覚のカバーだったように思います。

シンプルすぎるから

これもほとんど画面だからというところにつながる理由だと思いますが、スマホはおもて面がほとんど画面なので、基本、待ち受け時は黒色が占めています。

デザインされているのは、おもて面は画面のフチか1~3個程度のボタン部分、あとは裏面しかありません。

各メーカー、冒険ができないのか、スマホの形のデザインに限界があるのかわかりませんが、どのメーカーもシンプルなものが多いので、人は個性を出したくなり、ケースをつけるということになるのかもしれません。

握りやすい形でないから落としそう

スマホは基をたどれば電話です。芸人の平野ノラさんが持っている、あのショルダー型の電話から進化していったものです。

スマホと呼ばれる前の「携帯電話」は、まだ通話がメインだったので「通話時の持ちやすさ」を追求した握りやすいサイズ(幅)だったと思います。

握りやすさからサイズが決まっていたように思います。

現代の「スマホ」は、通話だけでなくSNSやウェブサイト閲覧などインターネットを利用するためのツール、ゲームなどの機能を使いやすくするために大画面化が進み、見やすい画面の幅を追求した結果、携帯電話に比べ持ちやすい幅ではなくなってしまいました。

使いやすい画面サイズを重視した結果、自動的に画面サイズ=スマホの幅になってしまいます。

携帯電話のサイズに比べたら握りにくいため、ポケットやカバンから取り出した時や操作中に落としやすい又は落としてしまった経験からケース(カバー)の需要が多くなり、現在のスマホカバー市場が生まれたのだと思います。

おわりに

今はスマホの周辺機器やケースなどのアクセサリー市場規模は、2,800億円(2015年)だそうです。(情報元:財経新聞

家電量販店のスマホコーナーには、かなりのスペースにスマホケースなどのアクセサリーが並んでいます。

もともとスマホを保護したいという需要から派生して、見た目を変えたいというおしゃれ目的の需要も高まり、それらが相まってスマホケース市場はこれだけの規模になったのだと思います。

市場が拡大すれば、目にする機会も増えますし、種類が増えれば好みのものも探しやすくなり、必要なくてもちょっと試してみたくなると思います。

こんなところもケースあり派が増えていった理由の一つかもしれません。