このブログを始めるきっかけとなったといっても過言ではないできごとです。
自宅のトイレをフチなし形状のものにしましたが、うちの場合は、お手入れがラクラクにはなりませんでしたので愚痴ってみます、
フチなしトイレにした理由
決める時にこだわったのは、一点のみ、温水洗浄便座であること。
いわゆるウォシュレット(シャワートイレ)です。ウォシュレットはTOTO、シャワートイレはLIXILの商標ですね。
単純に「いちばん安かった」ものがたまたまフチなしだっただけ。ジャニスではフロントスリム(商標)って呼んでますね。
ジャニスというメーカーは、この時初めて知りました。
それでジャニスの 便座はサワレット(Sawalet)JCS57D、便器はCS89SG-B(←これが問題のフロントスリム形状便器)になったわけです。
既にこの型番のものは、ホームページにも出てないので型落ちってことで安く販売されたのでしょう。
トイレ内の手洗い設備と棚まで付いて、TOTO、LIXILの同ランクのものより安かったんです。
温水洗浄便座がついてさえいれば良かった当時の私は、飛びついてしまいました。
この決断が後々、私にとっての大問題となったのです、、、。
お手入れラクラクじゃないところ
工事も終了し数日使った後、ふと便座を上げてみたら、、、
!
便座裏に無数の薄黄色の斑点・・・。
ちょうどこの辺り。(この画像では既に掃除済みです)フロントスリム部分の便座裏です。
小と水の飛び跳ねがすごいんです。
小が便器の中の水や壁に当たると、跳ねて便座裏に飛び散っているのだと思われます。
今まで使っていたフチの厚い便器ではほとんど見られなかった汚れです。
フチの厚い便器では、便座裏がフチの厚みで隠れており、水滴が着かなかったのでしょう。
フチの厚みでガードできていたんです。
すぐふき取りましたよ、トイレクイックルで。
ふき取りましたが、既に草間彌生もびっくりのうす赤い水玉柄のシミになっていました・・・。(なぜ赤くなるかは不明)
たしかにフロントスリム形状で、フチの内側の汚れは掃除しなくてすむでしょう。
フチ上のポタポタ、フチ上の飛び散りはなくなるでしょう。
私はフチの内側の掃除しにくい見えない部分が多少汚れていても気にしません。ぱっと見、見えませんから。
実際掃除のときブラシでフチの内側もやってましたが、汚れが気になって掃除したことはありません。
便座に座るときや上げるとき、便座に触れるでしょう?便器のフチ上には触りません。なので、便座裏が汚れているのはガマンできません。
普通に考えて、見えないフチ内側よりすぐ目に付く便座裏の汚れのほうが気になるでしょう。
対策
小の放出角度調整、ターゲット位置、放出の強さ調節(←できませんでした。)などすべて無駄でした。飛び散る量の違いはあれど、飛び散るものは飛び散る。
たとえ良い角度、強さ、ターゲット位置が見つかってもトイレ使用者全員にレクチャーし、理解させ、実践させることは不可能です。
なので、
マメに掃除する。
これしかありません。残念ながら。
ただ、掃除の仕方ですよね。
掃除頻度によりますが、毎回トイレクイックル(その他類似商品)では一枚30円前後でお財布まできれいに(空に)なってしまいます。減りが早ければ買いにいくのも面倒です。
そこでこれを使います。
ジョンソン株式会社 アルコール除菌トイレ用
トイレットペーパーを手に取り、上の皿部分をプッシュすると薬液がペーパーに染み込みます。これで簡易トイレクイックルのできあがり。
あとは汚れをフキフキして流すだけ。
便座裏のみならこれで十分です。
これならマメにできるでしょう。
300mlで400円くらいですから、1回5mlだとしても60回、400円÷60回で1回6.7円になります。
ワンプッシュ何mlかデータをとっていませんが、薬液の減り具合からするとお財布にもやさしい感じです。
おわりに
この問題が発覚してからネットで「フチなしトイレ デメリット」などで検索しました。
メーカーは違ってましたが、便座裏が汚れるという同じ不満を持たれた方のブログが1件だけ見つけられました。
ジャニスのメーカーホームページを見ると、新商品も変わらず同じような形状をしています。私のような苦情はないのかもしれません。それか、わからないだけで既に対策済みなのか。
ウチだけで起こる特殊事例なのか。
以上、あくまでもウチで使った感想でした。