フォートナイトPC版をやり始めました。
PCゲームは、PC版のマインクラフトを少しだけやったことがあるのですが、その時はPCゲームに最適なゲーミングキーボードやゲーミングマウスというものがあるなんて知りませんでした。
調べたところ、普通のキーボードはキーの同時押しに対応していないだとか、普通のマウスはゲーミングマウスに比べ反応が良くないなど、ゲームをするにはいろいろと不向きなようでした。
なので、価格が高かったのですがゲーミングキーボード(logicool G913)とゲーミングマウス (logicool G502 Lightspeed)をPCと同時に購入しました。
安いものもありましたが、失敗したくなかったので有名メーカーのものにしました。
ただ、購入後に「普段使っている普通のキーボードとマウスで普通にプレイできればわざわざ購入しなくても良かったのでは・・・」と思い、今回普段使っているキーボードとマウスでフォートナイトをプレイしてみることにしました。
※ご注意※ 私はPCゲーム超初心者、フォートナイトでも素早い建築などできません。キーボードのキーによっては、時々ちらっと目で見なければ押せないような操作レベルです。そのようなレベルで普通のキーボードや普通のマウスが使えるか?の検証です。 youtubeなどにあるプロの手元動画レベルの指さばきでの検証ではありませんのでご注意ください。
普通のキーボードが使えるか
私が普段使っているキーボードは、ELECOM TK-FDP099です。
その他 エレコム ワイヤレスコンパクトキーボード/パンタグラフ式/薄型/ブラック TK-FDP099TBK ds-2109362
価格:
5,414円
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2.4GHzのワイヤレスでテンキー付きですが横幅が狭く、コンパクトで薄型なので大変気に入っています。
複数キー同時押しができた。
普通のキーボードでは、ロールオーバーという複数同時押し機能に対応していないものがあるようですが、 ELECOM TK-FDP099 で実際にフォートナイトで使いそうな複数キー同時押しをやってみました。
参考:パソコン工房
知って得するゲーミングデバイスの選び方 ロールオーバーとアンチゴースト
https://www.pc-koubou.jp/magazine/13788#section02-03
確認した複数同時押しは、
W(前進) + D(右進) + スペースキー(ジャンプ) + Q(建築と採集ツール切り替え)
です。
前進と右進のキーを同時押しでキャラは右斜めに進みながら、ジャンプキーを押してジャンプ、ジャンプしながら建築と採集ツールに切り替えるという動きです。
前進を後進、右を左に変えても問題なく動きます。
W(前進) + D(右進) + 2(数字キー 武器切り替え)
↑この複数同時押しパターン(前進しながら武器切り替え)も結構使うと思いますのでやってみましたが、問題ありませんでした。
他にもいろいろなパターンがあると思いますので、実際にプレイして確認しましたが、キーを押しても反応しないとか、意図した通りに動かないなど、「私の操作レベル」では不具合はありませんでした。
PC購入前は、ゲーミングキーボードでないとゲームできないと思っていましたので、「なんだ、普通にできるじゃん。」という感じです。
ただ、今後、私の操作レベルが上がってきて何か不具合が感じられるようになったり、人によっては不具合を感じる可能性はあるかもしれません。
ELECOM TK-FDP099 はたまたま使えただけで、他の普通のキーボードはゲームでは使えないかもしれませんし、フォートナイト以外の他のゲームでは使えないということもあるかもしれません。
ゲーミングキーボード logicool G913と比較すると・・・
ELECOM TK-FDP099 (普通のキーボード)
ELECOM TK-FDP099 は、薄型なので、キーストローク(キーの沈み込み)が浅いです。
また、カチャカチャというキーを押す音がほとんど出ません。
薄型でキーストロークが浅いので、キー上面までの高さが低く、指が上段の数字キーまで届きやすいです。数字キーまで指を伸ばしたときに、指の付け根などが他のキーに不用意に触れてしまうリスクが少ないと感じています。
私は打ちやすさとしてはこちらの方が好みですが、普通の文字を打つタイピングで途中の一文字が入力されなかったりすることがまれにあります。
そのキーを押す力が弱かったからなのか、タイピングのスピードが速くなると通信が追い付かなくなるのか、など考えられますが原因はよくわかりません。
ゲームでは、このまれに起きる不具合のせいで負けるということがあるかもしれません。
ゲーミングキーボードでは、このようなリスクが少なくなるように設計されているのではないでしょうか。
logicool G913 (ゲーミングキーボード)
価格:
29,980円
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G913は、 ゲーミングキーボードの中では薄型ということですが、ELECOM TK-FDP099と比べてしまうと厚みがあるので、私にとってはキーストロークが深く感じます。
G913はキーの種類で3種類あるらしく、私はリニアを選びましたが、 TK-FDP099と比べると押し心地は軽いです。キーを押すとカチャカチャと音が出ます。
押し心地が軽いので、素早いタイピングはこちらの方が反応が良い感じがします。
今後、キーの軽さやキーストロークなど、このキーボードに慣れてくればこちらの方がゲームには有利になりそうな感じはします。
普通のマウスが使えるか
私が普段使っているマウスでもキーボードと同時にやってみました。
マウスは、logicool M590です。ゲーミングマウスではなく普通のマウスです。
マウスもキーボードと同じく 2.4GHzワイヤレス にしています。
【あす楽対応_関東】ロジクール ワイヤレスレーザーマウス(7ボタン・グラファイトトーナル) M590GT
価格:
3,199円
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普通に使えた。サイドボタンも使えたが、ひと手間必要
マウスも普通に使えました。
左クリック、右クリック、動かしてエイムも問題ありませんでした。
ただ、フォートナイトのゲーム内のキー設定から建築の壁と階段をマウスのサイドボタンに割り振ろうとしたところ、マウスのサイドボタンが反応しませんでした。
PCと同時に購入していたゲーミングマウス(G502)は、特になにもしていなくてもフォートナイトのキー設定でサイドボタンを押すと、マウスサイドボタン1や2と表示され、操作を割り振ることができていました。
そこで、logicool Optionsというロジクールのデバイス管理ソフトを使って、M590のマウスサイドボタンにキーボードの壁、階段の建築キー(私はVとCにしている)を割り当ててみたところ、マウスサイドボタンで壁、階段を建築するように設定できました。
ゲームをしない時は、サイドボタンの設定を戻す必要がある。
フォートナイトのゲーム内では、サイドボタンが壁、階段として使えますが、ゲーム以外では、キーボードのVとC(私は壁、階段をVとCにしている)を押したことと同じなので、テキスト入力欄などでサイドボタンを押すとVやCが入力されます。
普段からサイドボタンを使用しない方は良いのですが、使う場合はゲームをしない時には戻す必要があります。
特に遅延も感じない。
一般的には、ワイヤレスマウスでは有線マウスに比べ遅延があるようで、多くのゲーミングマウスでは低遅延をうたっています。
クリックの反応は、特に遅延が感じられることもありませんでした。弾の発射や建築が遅れているような感じはありませんでした。
今回試した普通のマウス(ロジクールM590)は、もしかしたら遅延は発生しているのかもしれませんが、私には感じられませんでした。
ゲーミングマウス logicool G502と比較すると・・・
logicool M590(普通のマウス)
logicool M590 は、真ん中のスクロールホイールを回したときに「コツッ、コツッ」と一定の間隔で回転がストップするようなクリック感がほとんどありません。
なので、フォートナイトではスクロールホイールで武器の変更ができるのですが、ホイールを回して変更するときに、選択したい武器で止められずに行き過ぎてしまうことがあります。
サイズは縦が11㎝ほどで、私は「つかみ持ち」をするのでこのサイズがちょうど良く、親指を自然に置いた位置にサイドボタンがあります。
logicool G502 Lightspeed(ゲーミングマウス)
G502は、スクロールホイールを回すと 「コツッ、コツッ」というクリック感があるので、それを頼りに1個隣の武器に移動したり、2個隣の武器に移動するなどがやりやすいです。
一方で、私は手が小さいのか、普通に持つと奥側(前側)のサイドボタンに親指が届きません。
奥側(前側)のサイドボタンを使う時には、親指が届くようにマウスを少し持ち替えて押す必要があります。
結局ゲーミングマウス、ゲーミングキーボードはいるのか?いらないのか?
今回、普通のキーボードとマウスでフォートナイトをやってみたところ、普通にプレイできたと思いますので、「絶対に必要」というわけではないと思いました。
私は、勘違いでゲーミングキーボードとゲーミングマウスでないとプレイできない(ゲームが動かない)と思っていたのでPCと同時に購入してしまいましたが、まずは手持ちのキーボードとマウスで試してみて、問題なく使えれば必ずしもゲーミングキーボード、ゲーミングマウスを購入する必要はないと思いました。
ただ、ゲーミングと普通のものを比べると、キーの押し心地やマウスのサイドボタンやホイールなど、ゲーム用の方が細かい部分でやりやすさが違ってくるのは間違いないので、こだわり派の方やガチの方には必要になってくるのではないでしょうか。
以上、何かの参考になればうれしいです。