槌屋ヤックというメーカーから、ハイエース専用のドリンクホルダーSY-HA1という商品が発売されています。
ハイエース専用なので、純正オプションのような仕上がりでハイエース内装への収まりがとても良いです。
適合は4型以降のハイエースのみとなっていますが、amazonのレビューで3型にも取り付けられたという情報が数件ありましたので、私の3型後期ハイエースでも取り付けてみました。
(メーカーは4型以降用と謳っていますので、推奨以外の車両に取り付けて不具合があっても保証などが一切ありません。情報のご利用は自己責任でお願いいたします。)
目次
ドリンクホルダー外観
取付場所は、運転席の窓側のエアコン吹き出し口部分で、両面テープとエアコン吹き出し口の周りに、ツメを5か所引っ掛けて固定しているようです。
両面テープは、最初からパーツに貼り付けられています。
槌屋ヤックSY-HA1ドリンクホルダーと3型内装とのフィッティング
このドリンクホルダーの取り付け箇所であるハイエース3型後期の吹き出し口パーツと4型の吹き出し口パーツの純正品番を確認したところ、
- 私の車両3型後期:インストルメントクラスタフィニッシュ パネルASSY 55410-26120-B1
- 適当に調べた4型:インストルメントクラスタフィニッシュ パネルASSY 55410-26150-B2
微妙に品番が違います。
品番が違うということは、4型以降とは何かが違う(形か?色だけなのか?)と考えられ、amazonのレビューで3型へも取り付けられたとの情報がありましたがフィッティングが気になります。
両面テープの剥離紙を剥がさず仮付けしてみる。
※通常の取り付けでは、車両の吹き出し口パーツを取り外す必要はありません。
フィッティングを確認したかったので吹き出し口パーツを取り外した状態でドリンクホルダーを仮付けしてみました。
ドリンクホルダー裏側にある上ツメ2か所をカチッと音がするまで車両パーツに押し込み、次に横ツメをカチッと音がするまで押し込みました。
amazonレビューの通り3型後期車両でも問題はなさそうです。
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内装パネルをどうするか?
私の車両には、社外品の黒革シボ柄の内装パネルを貼り付けています。
内装パネルを付けたままだと、このドリンクホルダーは取り付けられませんでしたので、エアコン吹き出し口部分の内装パネルを取り外しましたが、一部パネルなしの部分ができてしまいました。
あまりかっこ良くないのでこのパネルなしの部分に内装パネルを貼り付けることにしました。
社外品内装パネルをカット
カットは、超音波カッターを使用しました。
薄いプラスチックならスイスイ切れます。
切り口は、若干溶けたような感じになります。
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違うメーカーの物もありました。
機能的には同じような感じだと思われます。
社外品内装パネルを貼り付ける
カットした内装パネルを貼り付けます。
フィッティングや強度など、問題なさそうなので本付けしました。
細いドライバーを使って各ツメを起こしながら、ツメを折らないよう一旦慎重に取り外しました。
吹き出し口の周りを付属のクリーナーを使って脱脂し、両面テープ剥離紙を剥がして再度取り付けしました。
ドリンクホルダー取り付け後、車両の分解(純正パーツ取り外し)は可能か
メーター周りにスイッチを増設したり、配線をいじるなどしたい場合は、今回ドリンクホルダーを取り付けたエアコン吹き出し口パーツを取り外せなければ始まりません。
メーター周りの分解は、画像赤枠の三角のパーツの取り外しから始まります。
ドリンクホルダーを取り付けると、画像赤丸のように三角パーツの一番下の吹き出し口にツメが掛かります。
なので、三角パーツを無理やり外すとおそらくこのツメが折れます。
三角パーツには何か所かの嵌合がありますが、取り外しはこのドリンクホルダーのツメから遠い方の嵌合から外したほうが良いかもしれません。
うまく説明できませんが、バコーーンと外すとおそらくドリンクホルダーのツメが折れるので、じわじわ力を加えながらガコッという程度で画像赤丸部分の車両との嵌合を外します。
画像緑丸の吹き出し口パーツとの嵌合部分は無理に外そうとせず、吹き出し口パーツを手前に引きながら三角パーツと一緒に外すような感じでやったら、私の車両の場合はうまく外せました。
もしかしたら、私はこの部分を何回も付け外ししているので、嵌合の引っ掛かりがゆるくなっていて簡単に外せたというのもあるかもしれません。
取り付けの場合も、吹き出し口パーツを完全に取り付けずに位置決め程度で止めておき、三角パーツをドリンクホルダーのツメを掛けてから嵌合を合わせて位置決めし、同時に押し込むような感じでやるとできました。
使ってみての感想、レビュー
私の車両には、黒革シボ柄の内装パネルを取り付けているというのもあって、多少、色味とツヤが違いますが見た目の違和感はほとんどないと自己満足しています。
純正の3型グレーの内装だと多少違和感はあるかもしれません。
500mlのペットボトルや水筒を置いて使っていますが、枠がバネ式で適度に締まるので、ガタガタ揺れたり落ちそうになったりすることもなく安定していると思います。
以前のルーバーに取り付けるドリンクホルダーでは、ルーバーを閉じたりルーバーの向き調整ができませんでしたが、この商品に変えたことによりルーバーが使えるようになったのがすごくうれしかったです。
また、ウインカー操作の時やハイビームにするときに、ルーバー式ではドリンクホルダーに手が当たることがありましたが、それがなくなったことも良かったです。
一つ気を付けなければいけないと思ったのは、窓を全開にすると、走行中に窓の外へドリンクが落ちるかもしれないということです。
ホルダーの床面の高さは窓枠と同じくらいの高さなので、載せたドリンクは窓から全体が出ています。
空のペットボトルや空のカップのような軽いものを載せていて、手が強く当たったりすれば、もしかしたら窓の外へ落ちてしまうようなことがあるかもしれないと思いました。
おわりに
自信をもっておすすめすることはできませんが、槌屋ヤックSY-HA1ドリンクホルダーは、一応3型ハイエースに取り付けて使用することができました。
3型ハイエースに取り付ける方は自己責任でお願いします。