先日とあるショッピングモールの薬局店頭にて、刺激的なマスクを見つけました、
どんな味(?)がするでしょうか?、、、
パッケージ
エアスペース フリスクマスク ペパーミント
価格は200円ほど。
表面には「※マスクは感染(侵入)を完全に防ぐものではありません。」という表記があります。
「マスクしてるのに風邪がうつったぞ!」と文句言う人がいるんでしょうね(笑)。むずかしい時代になりましたね。
裏面はこんな感じ。
”世界初!FRISKがマスクになって超爽快体験!!”
”こんな時に爽快リフレッシュ!”
”眠気・頭もスッキリ!”
”のど・鼻スッキリ!”
フリスクといえば、強いミントの刺激と清涼感がウリでミントタブレット菓子の代表的な商品ですね。
原産国はベルギーだと記憶してましたが、現在はオランダに変わったようです。
このマスクも「輸入元」:スズラン株式会社となっており、外国製のようです。
スズラン株式会社は、医療用や化粧用の綿製品製造販売の会社ということなので、品質は安心できそうです。
開封
では、さっそく”超爽快体験”してみます。
2枚入りで、1枚ずつFRISKロゴのフィルム包装されています。
既にこの時点でうっすらミントの香り。
フィルムを開封してマスクを香ってみます。
・・・たしかにフリスクの香りといえばフリスクの香りかもしれませんが、フリスクって香りよりも辛い味のイメージが先行しているので、私が嗅いだ瞬間に頭に浮かんだのは、「ロッテ・グリーンガム」でした。
グリーンガムもペパーミントなので良しとします。ちなみに舐めてみましたが、無味でした。
装着時、問題発生!!
装着してみます。
裏面の使い方の通り、ゴムを外側に出し、プリーツを伸ばし顔にフィットさせながら、耳に紐をかけます。ノーズフィットを鼻のカーブに合わせて押さえ・・・
とここで、私の変にこまかい性格上、少々イラっとする事態が発生。
ノーズフィット(金属の細いプレート)が端に寄っちゃってます。
私はしっかりセンターを出したい(ノーズフィットのど真ん中にしっかりと鼻がくるようにしたい)んです。
AKBだってセンターセンター騒ぐでしょう?
広島県民に「センターと言えば?」と質問すると「丸(広島カープ)」と答えるらしいですね。
東京で質問すると「大島優子」「前田敦子」という答えが多いらしいです。なにかのテレビで見た記憶があります。
ズレたって問題ないのはわかってますが、気分的に気持ち悪い。ちなみに手元にあった違うメーカーのマスクは、
ノーズフィットのプレートがズレないよう、ストッパー加工されてました。
この事態をメーカーに言いたいですが言えません。
お客様相談室のお姉さんは、親切に対応してくれつつも内心「細かっ!!」って思うでしょう。小さい男と思われたくない。
だからここに書いたんです。メーカーの開発担当者さんの目にとまることを祈りつつこの記事を書いています。
気を落ち着かせて、ノーズフィットを爪で真ん中に戻し、しっかりとセンター出してから装着。
フリスクの名に恥じない爽快感。
!!!
着けた瞬間から鼻にツーンときます!
結構強烈です。
そして、裏面注意書き「メントールが目にしみることがありますのでマスクを装着しての運転はおやめください。」の通り、目に息がかかるとしみます。
おまけに唇がマスクにふれるとスーッとします。なので冬場の寒い時期に、寒さ対策としてはスースーしちゃって向かないかもしれません。
インフルエンザや風邪でのどがつらいときは気持ち良いでしょう。あとは花粉症で鼻づまりなんかには超おすすめでしょうね。
マスクは厚みもありますし、サイズは一般的な成人男性でもちょうど良いでしょう。着け心地は問題なしです。
口の周りがサワサワしてかゆいとかはないです。
持続性は?
装着後20~30分くらいで刺激に慣れてくるのか、メントールが揮発してしまったのかはわかりませんが、スーッとしなくなります。
ミントの香りは1~2時間くらいは続く感じです。
マスクをずっと着けていると、菌が繁殖してくるのか、自分の口臭なのか、唾液が乾いた匂いなのか、はっと気がつくとクサッと感じることはありませんか?(きたなくてすみません。笑)それがミントの香りで軽減するような感じがします。
まとめ
マスクとしては一般的なマスクと遜色ありません。
フリスクのパッケージであることに価値があると思います。
話のネタになるし面白いですね。
実際私もフリスクのパッケージだったから買ったんですが。
ただのミントの香りのマスクではインパクトがないでしょう。
他にも黒いパッケージの「フリスクマスク ブラックミント」もありました。
小林製薬からも「のどぬーる濡れマスク」という香りのするマスクがありますが、香り付きのマスクがしたいが、あの濡れた感じがダメな方、マスク装着時の匂いが気になってくると止まらない方(私だけか)、強烈なミントを感じたい方はおすすめだと思いました。
2017.12.13追記
「たけしの家庭の医学」という番組でやっていましたが、私たちの体には鼻奥から気管、肺にかけて線毛と呼ばれる器官があるそうです。
口や鼻から風邪のウイルスが侵入した場合、この線毛の動きにより口や鼻から浸入したウイルスを胃まですぐさま運び、胃酸で退治しているのだそうです。この働きにより感染を防止しているとのこと。
ところが、冬場など、脱水や乾燥の影響でこの線毛の動きが衰えると、ウイルスが胃まで運ばれずに、口や鼻に留まってしまうので、感染して風邪をひくということが最近の研究でわかってきたそうです。
線毛運動を活発にするには、昼間はこまめに水分補給し、水分補給できない就寝中はミントの香り成分であるメントールを嗅ぐと良いとのこと。
その番組を見ていて、すぐこのマスクのことを思い出しました。
番組では、普通のマスクにメントールのオイルで香りを付けていました。メントールの香りを嗅ぎながら就寝した翌朝の線毛の動きは、昼間にこまめな水分補給をしているときの状態と同じくらいしっかりと動いているという結果が出ました。
ただ、ここでちょっと気になったのは、比較対象としてメントールの香りを付けないマスクで就寝した場合の線毛の動きの結果が、調べていないのか放送されなかったことです。(もしかしたら見逃したのかも。)
この結果だけでは、「就寝中の線毛の動きの活発化はメントールの効果である。」と断定できないと思いました。マスクを装着したことによる効果もあるかもしれないからです。
いずれにしましても、このマスクなら最初からメントールの香りが付いていますので、就寝時に使っても良いかもしれません。