ハイエース3型フェイスを4型にフェイスチェンジしてきましたが、
◇以前の記事はこちら↓↓↓
今回は、当初の目的であった、TRD風オフロード系のバンパースポイラーの取り付け編です。
目次
TRD風オフロード系バンパースポイラー購入
オフロード系バンパースポイラーはZERO HOUSEというブランドのものを購入しました。下の部分がシルバーに塗り分けられているものを探していて、価格も手ごろでした。
ハイエース 200系 フロントバンパー 4型 5型 6型 標準ボディ用 LEDデイライト付き フロント バンパーガード オフロード仕様
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9,980円
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ZERO HOUSEのものには取り付け説明書がついていませんでしたので、ネットで「ハイエース trd フロントスポイラー 説明書」と検索したら、TRDのものが出てきましたので、基本的にはTRDの説明書の通りに取り付けしました。
配線の取り方だけは、説明書と違う方法で取りました。私の車には、既に社外品のデイライトが取り付けてありましたので、その配線を利用しました。
TRDステッカーを貼る
最初にTRDのステッカーを貼りましたが、必要ない方は読み飛ばしてください。
amazonで購入しました。
ステッカーの一番下にある、白の抜き文字のTRDを使いました。
パーツは、プラスねじで取り付けてありましたので、簡単に外せました。
シリコンオフで脱脂して、ステッカーを貼り付けます。貼り付けてフィルムを剥がすと文字が残るタイプです。
次にウレタンクリアを塗ります。洗車などでステッカーが剥がれてしまわないようにするためです。
塗装は、脱脂がかなり重要と思っていますので、シリコンオフで念入りに拭き取ります。
拭き取った部分は絶対に素手で触らないようにします。
そして裏面の説明書通りクリアー塗装していきます。
- 塗る面から15~25㎝離してスプレー
- 厚塗りせず、缶を平行に移動させてスプレー
- 1回塗るたびに10分乾燥、均一に数回塗り重ねる
これを守って作業します。
クリアを吹いていくと、パーツ表面のシボ加工の風合いがだんだんなくなって(多少は残りますが)ツルツルになっていきますので、なるべくステッカー周辺のみに吹くようにしました。
価格:
2,841円
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厚塗りせず、薄く均一に吹きました。
塗り→10分程度乾燥を4~5回やって塗り重ねました。
一週間程度、一切触らずに我慢して乾燥させてから、塗装の厚みを確認するために、ステッカー文字のふちを爪でやさしくカリカリしてみたところ、しっかりと膜ができて段差が少なくなっていました。
車に取り付け後、何回か洗車機に入れてますが、剥がれていません。
足付け、ミッチャクロン プライマーは必要か?
通常、塗装面はサンドペーパーなどで磨いて足付けするか、足付け不要になるミッチャクロンを塗ったりしますが、今回は脱脂のみしかしていません。
足付けのためにペーパーがけすると、傷が付いてパーツ表面のシボの風合いがなくなってしまうのと、ミッチャクロンを塗るとステッカーが縮む恐れがあるというネットの情報があったためです。
ミッチャクロンは塗ってみようかと悩みましたが、パーツはもともとシボ加工になっていて、足付けしたようにデコボコしているし、剥がれても良いやという覚悟で、脱脂のみでやりました。
塗装から数か月たち、洗車機に何回か入れてますが、ステッカーやクリア塗装面が剥がれてる形跡はありませんので、足付けやミッチャクロンなしでも今回は塗料がうまく乗ったようです。
TRD風オフロード系バンパースポイラー取り付け
配線の固定と防水処理
配線を取りまわしてタイラップで固定し、配線の付け根などの隙間にブチルゴムを練りこみました。
ちょっとでも隙間があれば水は入ってしまうので、浸水を防げるのかわかりませんが、やらずに点灯しなくなるとやっておけばよかったと後悔するので、やらないよりはマシと思い一応やりました。
LEDランプの電源の取り方
ネットで「ハイエース trd フロントスポイラー 説明書」などと検索すると、TRDのハイエースフロントスポイラーLED付の取り付け説明書が見れます。
基本的にはこれを参考に取り付けしましたが、LEDランプの電源は別の方法で取りました。
説明書では、ウインドウウォッシャーモーターのカプラーに割り込ませるとなっており、私が購入したZERO HOUSEのものも、ハーネスの先端がカプラーになっていましたが、同じカプラーかは確認しなかったので付け替えるだけでOKかはわかりません。
私が行った電源の取り方
私の場合は、以前にデイランプを取り付けていたので、その電源をそのまま使用しました。
画像がないので略図を描きました。
電源はバッテリーから直接取りますが、ACC ONで点灯、OFFで消灯としたいので、ACC ONで電流が流れるプラス線(アクセサリー電源)を分岐してエーモン4極リレーの青線につなぎました。
分岐したACC電源は、リレーの作動用にのみ使われます。
ACC電源を「車のACCがONになったぞー。」という信号として使い、LEDを点灯させるための電源はバッテリーから直接流れてくるので、既存のACC電源の回路に負担をかけず良いのではと思いこのようにしています。
ACC ONでリレー内のスイッチが繋がり、バッテリーから直接LEDへ電気が流れるようになります。
ACC OFFでリレーがOFFになるのでバッテリーからの電気が止まります。
略図には描かれていませんが、バッテリーからリレーの間とリレーからLEDの間にはヒューズを入れてます。
バンパーに配線用の穴を開ける
配線を通す穴をバンパーのこの位置に開けました。
説明書には25㎜のホルソーで開けるとなっていましたが、持っていないので10㎜ドリルで開けてヤスリで広げました。
穴が少々いびつですが、スポイラーに隠れてしまうのでテキトーに広げました。
この穴からLED点灯用の配線を出すことになるので、配線をこの位置まで引っ張っておきます。
スポイラーに車両のJナット移設、ブラケットを取り付ける
ナンバーをスポイラーに取り付けるので、車両バンパーについていたJナットをスポイラーに移設(といっても引っ張って外して付け替えるだけ)します。
次に、スポイラーにブラケットを取り付けます。
ブラケットは、車両の底にあるバンパーを留めている3つのピンのうち、両側2つのピンでバンパーと一緒に共締めとなります。
スポイラーにブラケットをリベットで取り付けます。
(あらかじめスポイラーにブラケットをリベット留めし、その後車両に取り付けとなります。)
このためだけに私はリベッターを買いました。
バンパーにビス留め用の穴をあける
スポイラーのナンバー取付用ビス穴の下にバンパーへビス留めするための穴があるため、バンパー側にもビス穴をあけます。
画像は既にビスが付いてしまっておりますが、スポイラーをバンパーにあてがい、バンパー側への穴あけ位置をペンでマーキングします。
バンパーのマーキングした位置に10㎜の穴をあけ、スポイラーに付属していたJナットを取り付けます。
ネットのTRDフロントスポイラーの説明書とは部品の形が違いますが、同じ役割の部品だと思います。ビスのメス側(ねじ山)となる部品です。
PACプライマーを塗る
PACプライマーは、両面テープの密着力を上げるために両面テープ貼り付け面に塗る液体です。
PACプライマーN200というのを使いました。バンパーが塗装なしの素地の場合は、K-500が良いらしいです。
私はPACプライマーというものを今回初めて使いました。
PACプライマーに限らず、通販でものを買うとある程度の数量でないと買えないことが多く、めったに使わないものはたくさん買っても余ってしまうので購入をためらってしまいます。
使わなくても取り付けられるかもしれませんが、楽天でなんと1パックから買えましたので購入しました。1パックで十分足ります。
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250円
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スポイラーをバンパーにあてがい、マスキングテープでバンパーの位置をマーキングします。
バンパーをパーツクリーナーで脱脂し、両面テープが貼りつく位置にPACプライマーを塗りました。
PACプライマーは、特に白色塗装面を黄変させるらしいのではみ出さないように塗りました。塗った後は常温で10分以上乾燥させました。
スポイラーを取り付ける
私の購入したスポイラーには両面テープがついていなかったので、自分で貼り付けました。
自動車外装用の両面テープを使いました。
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1,790円
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スポイラーに貼り付けた両面テープの剥離フィルムの両端を剥がしておき、配線をバンパーにあけた穴に通し、スポイラーをバンパーにあてがいます。
スポイラーのナンバー取付穴の下のビス穴にビスを通し、バンパーとスポイラーを仮締めします。
スポイラーに取り付けたブラケットを車両底のピンで車両に共締めします。
スポイラー取付位置にずれがないか確認し、剥がしておいた両面テープの剥離フィルムを剥がしていきます。
スポイラーをバンパーに圧着します。
と、文章で書くと簡単ですが、実際はスポイラーが歪んだ状態で、バンパーに両面テープが貼りついてしまったりして苦労しました。
PACプライマーを塗った部分は、かなり強力に両面テープが貼りつきますので、バンパーへの圧着は一発勝負と思ったほうが良いかもしれません。
これで一応取り付けは完了しました。
スポイラーとバンパーの取り付けにボルトを追加した
スポイラーはバンパーの形に沿ってはいますが、やはり思った通り全部の箇所がぴったりと付きませんでした。
個体差で歪みなどがあるためか、バンパーからスポイラーが浮いている部分もあります。
スポイラー真ん中をビス止め、ブラケットをピンで留めているため、脱落することはないと思いましたが、やはりスポイラー両サイドの両面テープ部分を上から覗くと隙間がすごく気になったため、その部分を小さいボルトで留めることにしました。
ボルトは、見た目でトラスの六角にしました。バンパー裏からナットで締めるようにしました。
脱落防止でねじロックを塗りました。
スポイラー両サイドには、ボルトやリベット留めするような飾りのデザイン(へこみ)が2か所ありましたので、そこに穴をあけて実際にボルト留めしてしまいます。
バンパー裏からナットで締めました。
小さいボルトなのであまり目立たないですが、自分的にはシルバーが良いアクセントとなって満足です。
スポイラーとバンパーの隙間がほとんどなくなりました。
おわりに
これで念願のTRD風のオフロード系スポイラーを取り付けることができました。
取り付けは、主にTRDフロントスポイラーLED付の説明書を参考にしました。
3型ハイエースをオフロード系にカスタムしたいという方の参考になればと思います。