この度、docomoでiphoneSE2020からiphone14proに機種変更しようとしたところ、自宅のインターネットプロバイダまで変更しなければならなくなりました。
おそらく、今後同じような経験をされる方が少しずつ出てくることが予想されるので、何かの参考になればと思い「スマホの機種変更をしたいだけなのにめんどくさ!」と思った話を書きました。
目次
自宅のインターネット環境について
私の自宅はフレッツ光ネクスト、スーパーハイスピードタイプ隼を契約しています。
プロバイダはmoperaです。
このmoperaというプロバイダは、docomoのスマホと一緒に契約できるプロバイダです。
moperaは、XiのギガホプレミアやギガライトかFOMA料金プランと一緒に契約するwifiルーター向けのプロバイダですが、自宅のインターネット光回線も使えるコースがあります。
docomoのFOMAかXiでの回線契約が前提で、XiギガホプレミアかギガライトorFOMA料金プランにmoperaUのUスタンダードプラン550円+U「Bフレッツ/フレッツ 光ネクスト」コース550円を追加で契約すると、自宅でインターネット光回線が使えるようになるというかなりトリッキーな契約条件になっています。
そのため、契約者数が大手プロバイダと比べ多くない(憶測)ので、回線が混雑しない(のではないか)、設備もNTTdocomoであるから安心(ではないか)という考えから、私が調べたところでは「プロバイダ混雑が原因のネット速度低下ならば、変更すれば改善が期待できる」という噂のプロバイダでした。
数年前、自宅のインターネット速度改善のために@niftyからmoperaに変更したところ、私の環境では深夜時間帯で特に動画ダウンロード速度が明らかに速くなったと実感した記憶があります。
2023.05.12追記:プロバイダー変更の過程で自宅のwifiの異常に気付き、速度を改善した話↓↓↓
docomoで機種変更(Xiから5G)したらmoperaは自動解約
moperaはdocomoのスマホプランに追加で契約できるプロバイダです。
現状、スマホはdocomoのiphoneSE2020を使っていましたが、iphone14proに機種変更すると料金プランはXiから5Gに変更になります。
5Gの料金プランではmoperaは契約できないということでした。
理由はわかりませんが、そういうことになっているようです。
なので、iphoneSE2020(Xiプラン)からiphone14pro(5Gプラン)に機種変更するならmoperaは解約となってしまうので、自宅のネット回線のプロバイダも変更しなければならなくなってしまいました。
これから将来的にはほとんどの人が5Gのプランに変更していくでしょうから、私のようなmoperaの契約者はどんどん減っていくでしょう。
docomoは意図的に減らしていっているのかもしれませんね。moperaのサービスをどうしていくか、今後の計画があるのでしょう。
仕方ないので機種変前にプロバイダ変更を検討
上述した通り、数年前に@niftyからmoperaに変更し、これまで特に不満もなかったのでプロバイダ変更必須なら機種変更をやめようかとも思いました。
ですが、新しい機種への物欲が抑えられず「いつかは5Gプランに変更しなければならない日が来るんだし。」と自分に言い訳してプロバイダを変更することにしました。
moperaからプロバイダを変更して、自宅のネット速度が遅くなってしまうことは避けたかったので、機種変更手続き前(新機種購入前)にプロバイダを変更することにしました。
最悪、良いプロバイダが見つからなければ機種変更を一時的に断念しなければならない可能性もあります。
大手プロバイダは選択肢から外した
以前使っていた@niftyではネットが混雑する時間帯の速度低下がひどかったため、大手プロバイダにはあまり良いイメージがありません。
何年も前のことなので既に改善されていたり、大手プロバイダでも速度に問題ないところはあると思いますが、私の勝手なイメージからいわゆる大手プロバイダと言われているところは選択肢から外すことにしました。
お試しできるプロバイダで試す
プロバイダを検討する場合、ネットの口コミでは評判がよくても自分の環境では遅いという場合もあるので、実際に混雑する時間帯にネット接続して試してみないとわかりません。
調べたところ、お試しできるプロバイダは何社かありましたが、その中でも最大2か月無料体験ができるインターリンクというプロバイダに申し込んでみることにしました。
インターリンク 速度重視の新規格インターネット接続 ZOOT NATIVEインターリンクの無料お試しについては、
インターリンクの無料体験は、お客様に契約期間の拘束や違約金などの負担を求めない、本当の無料期間を提供いたします。
https://www.interlink.or.jp/taiken.html
ということでしたので、遅ければすぐやめられるので迷わず申し込みました。
インターネット回線も進化していた
数年ぶりにプロバイダを変更しましたが、ネットが高速になる新技術が私のような素人でも比較的簡単に導入できる環境になってきたように感じます。
対応機器が増えて安価に購入できるようになったり、ネット上にわかりやすい情報が増えてきたような気がします。
今回は、次世代のネットワーク(IPv6 IPoE接続)である「DS-Lite(Dual-Stack Lite)」方式で通信できるインターリンクのZOOT NATIVE(ズットネイティブ)というコースを選びました。
私も素人なので詳しく説明できませんが、この接続方式を超簡単に言うと、「混雑ポイントを通らず通信する」ので通信速度の上昇と安定が期待できる通信であるということのようです。
料金は月額¥1,100(税込)なのでmoperaと同じですが、ZOOT NATIVEはDS-Lite方式(IPv4 over IPv6)で通信できるため速度UPが期待できます。
moperaも申し込み不要でIPv6ネットワークに接続することができるとなっていましたが、IPv4 over IPv6には対応していないようでした。
参考:【図解】IPv6はなぜ速い?従来の通信方式との違いを解説します・フレッツ光の「IPv4 over IPv6」MAP-eとDS-Liteは何が違う?
インターリンク ZOOT NATIVEに変更した結果
結果、変更しても問題ありませんでした。
私の環境では、夜間の混雑する時間帯も体感で極端に遅く感じることはありませんでした。
Googleのネット速度計測で、とある平日の18時頃に計測したところ、有線で300Mbps(ダウンロード)くらい、無線で200Mbps(ダウンロード)くらい出ていました。
同じ時間にmoperaで先に計測していましたが、残念ながら同じくらいでした。
ネットがもっと混雑しそうな夜の時間帯でも実測して比較しようかと思いましたが、体感で遅くなっている感じがしなかったため、面倒なので速度測定はしませんでした。
その後、数日間インターネットを使用していましたが、不満もなく使用できていますのでこのままインターリンク ZOOT NATIVEで契約を継続していくことにしました。
おわりに
今回、スマホの機種変更をしたかっただけなのに、自宅のインターネットプロバイダまで変更しなければならなくなってしまいましたが、プロバイダ選びは難航することなく完了し、機種変更もできました。
今後、docomoのスマホは5Gが主流になっていくでしょうから、5Gプランと一緒に契約できないmoperaがどうなっていくのか気になるところです。