私は視力が悪く、普段メガネをかけています。
メガネをかけているので、サングラスをかけるとなるとコンタクトレンズにするか、度付きのサングラスにしなければならないのでサングラスをかけることはほとんどありません。
メガネの上からかけられるオーバーサングラスというのもありますが、溶接用メガネみたいになってしまいます。
車を運転していて日差しが眩しい時はサンバイザーで対応してますが、視界が狭くなるため、カー用品店で売っている後付けの透明スモークのサンバイザーを試したりしましたが、透明スモークとはいえ、やはり見にくくなるのは避けられませんでした。
なので、車を運転していて日差しが眩しい時(特に西日!)はサングラスがかけられれば良いなと常々思っていました。
先日ダイソーでメガネにサングラスのレンズをクリップで取り付ける、その名も「メガネの上からサングラス、CLIP UP SUNGLASSES」を発見しました。
このような類の商品やメガネとセットのマグネット式のものなどの存在は知っていましたが、価格はそれなりにしますので購入したことはありませんでしたが、100円で買えるという衝撃で迷わず購入しました。
今回、使用してみた感想と、レンズの形が私のメガネとは合っていなかったので、レンズを削って改造してみました。
目次
装着簡単、ワンタッチではね上げて超便利
100円なのでもし失敗してもダメージが少ないため、気になったら購入してみるのが早いと思いますが一応感想を書きます。
仕組みは簡単で、メガネのレンズをクリップで挟んで取り付けるだけです。
クリップの部分もゴムが着いておりメガネのレンズを傷つける心配はありません。
かけてみると当然若干の重さを感じますが、かけてられないほどではありません。
人によっては、眉間がもやもやした感じがするかもしれません。
私は最初、眉間のあたりがもやもやしてましたが、今では慣れたのか感じなくなりました。
サングラスのレンズは簡単にはね上げることができます。
車の運転中に使用していて、地下駐車場やトンネルに入ったときなど、ちょっと暗くなったときにサングラスをかけっぱなしだと怖いので、サッとはね上げられるのが便利だと思いました。
全体的な作りも問題なく、はね上げたレンズが落ちてくるようなこともありませんでした。
日差しが眩しいときでもメガネをかけているのでサングラスがかけられない、と思っていた方にはぜひおすすめしたいです。
付けるのがちょっと恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、運転中の車の中での限定使用ということで購入しても良いと思います。
なにせ100円!なので。
レンズを削って形を変える
ティアドロップ→ボスリントン
機能的にはまったく問題ないのですが、レンズの形が気に入らなかったので削って形を変えることにしました。
年配の方の使用が多いだろうと想定してか、ご覧の通りティアドロップ型です。シブい。
この他に、もう一種類違うレンズの形のバージョンもありましたが、そちらはレンズの縦の長さが短い横長の形でした。
私のメガネの形は、ボストン型とウェリントン型の中間っぽい形(ボスリントンなどと呼ばれています。)なので、ボスリントンメガネをかけていて、サングラスにすると急にシブくなってしまいます。
サングラスにシブさを求めてはいませんので、ティアドロップ型をボスリントン型に削ります。
削る目印となる線を引く
取り付けるメガネに装着し、メガネのフレームの形をなぞって目印となる線を引きます。黒の油性ペンを使用しました。
まずは大まかにディスクグラインダーで削って、その後金ヤスリで手削りで現物(メガネ)と合わせながら整形して仕上げるつもりです。(のちに手削りでの限界を感じ、挫折します。)
線はだいたいの目安なので、フレームをなぞるときに線が二重になってもよしとしました。
ディスクグラインダーで削る
描いた線までディスクグラインダーで削りました。
けっこうあっという間に削れるので削りすぎに注意しながら慎重に行いました。
が、向かって右の内側を削りすぎました。
金ヤスリで仕上げる
大まかに削ったので、形がガタガタしている部分をヤスリで整形しました。
ヤスリが滑ってレンズを傷付けてしまう恐れがあったので、マスキングテープを貼りました。
ヤスリで手削りだと思ったより削れませんでした。1ミリほど削るのにもそこそこの時間がかかりました。
簡単には削れなかったのできれいに丸く仕上げることができませんでした。
向かって左は良さそうですが、右は外側ガタガタ、内側削りすぎました。まあ手で削るとやはりこうなりますよね。
まだ若干シブさが残っています(形がティアドロップに近い)ので、現物合わせしながらメガネの形に合わせていきました。
途中で気が付いたのですが、紙ヤスリをテーブルに置き、レンズを持ってこすりつけるように削ると楽でした。ちょうど240番の紙ヤスリがありましたので使いましたが、もう少し粗い番手でも良いかもしれません。
ただし、この方法はレンズの外側にしか使えない方法です。
最終的には手で削ることが嫌になり、職場のエアーベルトサンダーを借りて削りました。
圧倒的に楽でした。
ただ、ディスクグラインダーほどではありませんでしたが、こちらも油断すると削りすぎてしまうのは同じです。
価格:
24,818円
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完成
最初の加工前の画像と見比べてみてください。
ある程度形になったので完成としました。
近くでじっくり見るとガッタガタですが、じっさいかけて遠目から見るとそんなに気になりません。
嫁さんに何も言わずに見せましたが、形がガッタガタとは言われませんでした。
「なにそれ。」と冷たく言われただけです。
おわりに
何度も言いますがメガネをかけている方にとっては、サングラスをかけたいと思ったらコンタクトにするか、度付きサングラスにするかしかありません。
「メガネの上からサングラス、CLIP UP SUNGLASSES」 は、車運転中の眩しさ軽減には本当におすすめできます。
100円なのでとりあえず買っておいて車のバイザーにはさんでおけば、きっと買っておいて良かったと思うときが来るはずです。