以前、大型のビニールプールを購入し、「大型ビニールプールの空気入れは、ブロワ(ブロア)が超早い!マキタUB182D充電式https://sore-do-yo.com/buy/pool-blower」という記事を書きましたが、そのビニールプールに穴があいたのか、膨らませたまま1~2日置いておくと徐々にしぼんでいってしまうようになりました。
今回は、このビニールプールを修理した話を書いてみました。
穴の状況(破損状況)によっては、私が行った方法では直らないかもしれませんが何かの参考になればうれしいです。
穴を探す。小さな穴は舌で探れ!
まずは、穴を探しました。
ビニールプールをブロワを使ってパンパンに膨らませます。
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私はたまたまマキタのブロワを使用していますが、ノズルの形や風量が近いものであれば、他のメーカーのブロワでも使えるんじゃないかと思っています。
ブロワを使ってない方は、空気入れや自力でパンパンに膨らませます。
パッと見ではわからない穴なので1~2日かけて徐々にしぼんでいくのだと思いますが、そのパッと見でわからない穴をひたすら目視で探します。
基本的には傷がついているところに穴があいていると思い、細かい傷がある部分を重点的に見ました。
爪で軽く引っ掻いて引っ掛かるような傷は深い傷と思われるため、穴があいている可能性があります。
目視で傷を見つけたら、プールを圧縮して指や手の甲で触ってみます。
それで空気の漏れを感じれば穴確定ですが、本当に小さいミクロの穴だと指や手の甲では漏れを感じないため、さらに敏感な舌の先で穴付近を探ってみます。
結果、2か所「舌」で発見しました。
ゴリラテープ クリスタルクリアを貼る。
穴が発見できたので、修理箇所をわかりやすくするため油性ペンで丸印を付けました。
ホームセンターで購入した、ゴリラテープクリスタルクリアを貼って穴を塞ぎます。
ホームセンターの売り場で流れていた動画で、このテープを貼ってゴムボートを直していたのでビニールプールでもいけると思います。
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テープを穴より大きめに切って、剥がれにくくするため角を丸く切り落とします。
穴を中心に貼り付けます。
強力に貼りつくので、位置を失敗すると貼り直しにくいので注意です。
うちのビニールプールは、表面がつるつるのタイプではなく、ほんの気持ちざらざらしているタイプ(エンボス加工されてる)ですが、強力に貼りつきました。
ビニールプールの表面の状態によってはうまく貼りつかないものもあるかもしれません。
また、私はやっていませんが、穴付近が油脂分で汚れていたりすると剥がれやすくなるので、中性洗剤などで脱脂してからの方が良いかもしれません。
脱脂に使用するクリーナーによっては、溶剤でビニールプールが溶けたりするかもしれないので注意したほうが良いです。自動車整備に使用するパーツクリーナーなどはやめたほうが良いかもしれません。
穴は2か所だけではなかった。
うちのビニールプールは空気を入れる箇所が3段に分かれており、2か所の穴は1段目と2段目の側面にありました。
発見した2か所にテープを貼り付け1~2日放置したところ、2段目はパンパンに膨らんだままでしたが、1段目は少ししぼんでいるように見えました。
1段目のテープを貼り付けた個所をチェックしましたが、ぴったりと貼り付いており、そこから漏れている様子はありません。
他にも穴があいている箇所があるかもしれないと思い、再度探しましたが見つけられませんでした。
あやしい深い傷は2か所あったのですが、空気の漏れは舌を近づけてもわかりませんでした。
仕方がないので、空気の漏れは感じないものの、あやしい深い傷すべてにテープを貼り付け、空気をパンパンに入れてまた1~2日放置したところ、これでしぼんでしまうことはなくなりました。
新たにテープを貼ったあやしい傷のどれかにミクロの穴があいていたのかもしれません。
ビニールプールに穴をあけないようにするには
うちの場合はおそらく、空気が入っていない状態でコンクリートの上を引きずったのが原因で穴があいたと考えています。
空気が入っていないと持ち運びにくく、つい引きずってしまいます。
そして、空気が入っていないとビニールにシワや折れ曲がりができ、そのシワや折れ曲がりの頂点部分がコンクリート面や硬い小石などでこすられ、穴があいてしまったんじゃないかと思います。
膨らませた方が片手で肩に担いで軽く持ち運べますので、引きずってしまうことはなくなります。あとは尖った部分にぶつけないように注意して運びます。
おわりに
今回、ビニールプールの穴を修理(というかテープ貼っただけですが)してみました。
目で見て発見できるような穴は空気の漏れが比較的わかりやすいと思いますが、漏れが感じられなくても穴があいている可能性があるのかもしれません。
浮き輪やゴムボートなどを修理する方は、もし穴が発見できなくても怪しいところをすべて塞いでみれば直るかもしれません。