ニンテンドースイッチのプロコンを充電していて、USB充電器で充電できない(プロコンの充電中ランプが点灯しない)パターンがありました。
私の環境で起こる特殊な事例かもしれませんが、一応情報として記事にしました。
何かの役に立てばうれしいです。
目次
Anker PowerPort+6を使用
PowerIQポートで充電ランプ点灯せず
私はAnkerのUSB急速充電器、PowerPort+6で、スマホやタブレットを充電しています。
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今回、それにニンテンドースイッチのプロコンを接続して充電しようとしたところ、プロコンのオレンジ色の充電中ランプが点灯せず、どうやら充電ができていないようでした。
使用したケーブルはこちらの記事(任天堂スイッチでモバイルバッテリーやUSB-Cケーブルを試す)で使用したAnker PowerLine USB-Cケーブルです。
ニンテンドースイッチ本体の充電にも使用できたものです。
PowerPort+6は、PowerIQ(通常のポート)が5ポートと急速充電規格のQuick Charge3.0が1ポートありまして、プロコンが充電できなかったのは、PowerIQ(通常のポート)の方です。
画像赤丸部分のランプが点灯しません。
Quick Charge3.0のポートでは充電できました。
USBテスターで電流電圧を測定
Quick Charge3.0ポート
正常に充電できるQuick Charge3.0ポートのプロコン充電中の電流電圧を測定してみました。
- 電圧5.22V
- 電流0.40A
5V0.4Aくらいなので、よくある5V1AくらいのUSBアダプターでも十分充電できるはずです。
PowerIQポート
次にPowerIQ(通常のポート)ポートの方を測定してみたところ、
- 電圧4.93V
- 電流0.40A
なぜかUSBテスターを繋ぐとプロコンの充電中ランプが点灯し、充電できました。画像赤丸の充電中ランプの点灯が見えますでしょうか。
理由はわかりませんが、テスターを間に接続すると充電できるようです。
テスターを外して直接つなぐと充電ランプは点灯しません。意味不明です。
充電できない原因は、電流電圧不足とかではなく、充電技術PowerIQに原因があるのかもしれません。
Anker独自技術のPowerIQ™テクノロジーによって、各USBポートは接続された機器を自動的に検知し、その機器に適した最大のスピードで急速充電を行うことが可能です。
この自動的に検知が、プロコンではうまく機能しないため、充電ができないのではと思ったりしましたが原因は不明です。
ニンテンドースイッチのドックのUSBポート
任天堂推奨のプロコン充電方法は、ドックのUSBポートにつなぐか、本体ACアダプターを直接つなぐという方法です。
ドックのUSBポートでも測定してみました。
内側のUSBポート
- 電圧4.91V
- 電流0.40A
iphone付属のUSBアダプター
iphone付属のUSBアダプタでも充電できましたので測定してみました。
- 電圧5.06V
- 電流0.41A
だいたいドックと同じくらいです。
ちなみに出力が大きいipad用のUSBアダプターでも同じくらいの値でした。
おまけ:ニンテンドースイッチドックのUSBポートでiphone7を充電
番外編として、ニンテンドースイッチドックのUSBポートがどの程度使えるかやってみました。
ニンテンドースイッチドック外側のUSBポートへiphone7を接続したところ、
- 電圧4.80V
- 電流0.97A
0.97Aで1A近くありますので普通に充電できそうです。
まとめ
ニンテンドースイッチ、プロコンの充電は、5V0.4A程度の出力で充電されるということがわかりました。
私の環境での特殊な事例かもしれませんが、AnkerのPowerPort+6のPowerIQポートではプロコンの充電ができませんでした。
他の充電器でも同じようなことが起こる可能性があるかもしれませんのでご注意ください。
任天堂のホームページにある通り、プロコンの充電は、ニンテンドースイッチのドックから行なった方が良いです。